MMD関連配布物のReadmeをオンラインにしようよ、という話

現状の何が問題なのか

MMDで使用できる素材にはモデルやアクセサリーなどたくさんの種類がありますが、どれも基本的にReadmeは配布アーカイブ(zipなど)にテキストファイルとして同梱されていることが多いです。ダウンロードしたユーザがReadmeを読むとしたら、以下のタイミングじゃないかと思います。

  • ダウンロードして解凍した直後
  • 素材を実際に使う時
  • 念のため動画や静止画を発表する直前

ここで問題なのは、いつ利用規約が変更されたり、素材がバージョンアップされるかわからないということです。各タイミングで再度アーカイブファイルをダウンロード・解答しなおす必要があり、ユーザにも負担がかかりますし、最悪「めんどくさいから確認しなくていいや、今持ってる方だけ読んどけばいいよね」と思われる危険性もあります。もちろんそんなユーザは願い下げだ、というのもわかりますけど、今は横に置いておきます。

具体的にどうすれバインダー

ReadmeをブログやWebサイトに書いて、ショートカットファイルを同梱しましょう。手順がわからなければ以下のリンクをどうぞ。Firefox以外のブラウザでも同じような手順でショートカットを作成できます。ユーザはこのショートカットファイルをダブルクリックして開くだけで、ReadmeのURLにアクセスできます。

Web サイトへのショートカットをデスクトップに作成する | Firefox ヘルプ

Readmeをオンラインにすることの最大のメリットは「更新が容易である」ということです。テキストファイルを同梱してしまうとユーザが自主的に更新しない限りはローカルのファイルは古いままですが、オンラインにあれば常に最新の状態を保てます。また、ユーザがダウンロードする前に規約に目を通しておくこともできます。

また、ファイル名を「れどめ」「読んでね」など日本語かつわかりづらい名前にするのは避けるべきです。ユーザの環境によってはファイル名が文字化けして読めないケースがあります。誰でもぱっと見つけて読めるように、「Readme」としましょう。

ここで宣伝

ふぇえ…利用規約に何を書いたらいいかわかんないよぅ…という方向けにチェックリストを作りました。ご確認ください。

ReadmeMaker for MMD